辻本晴のブログ

考えたこと・やってみたことを書きます。

無能さの自覚から始まる挑戦

 

今回は、私が文章を書いたり、新しいことに挑戦したりするようになった、きっかけを共有しようと思います。

きっかけは、自分の無能さを自覚したことです。

 

学生時代の過信

学生時代の私はそこそこ勉強ができて自分は優秀だと過信していました。

 

しかし大学4年生での卒業研究の中で、研究には答えがなく、進め方すらわかない問題に出会いました。

また、高校までの勉強では、先生が完全な答えを持っていましたが、研究においては、指導教員も完全な答えを持ってません。

そのため、なかなか研究を進めるができませんでした。そこで自分の無能さを痛感しました。

卒業研究は、指導教員にサポートしていただいたお陰で、なんとか乗り越えることができました。

 

 

教員になってからの苦悩

教員になった後も、自分の無能さを痛感することがありました。

 

それは、人に指導することの難しさです。

 

私個人の行動はコントロールできます。

頑張ろうと思えば頑張れるし、勉強しようと思ったら勉強もできます。

 

しかし、他者(教師にとっての生徒)は、どれだけ私たちが指導をしたり、声かけをしたりしてもすぐに変化することはありません。

 

例えば、「週に100時間働いても、生徒の行動は簡単に変わりません。」

 

しかも指導の方法には勉強のように、明確な答えがありません。

答えの出ない日々に非常に悩まされました。

この体験がきっかけとなり、もっと生徒の行動を変えることができるように、受け持つ生徒の成長をサポートできるようになりたいと強く思うようになりました。

 

 

実験を繰り返す

私は生徒の成長をサポートするためには、たくさん学び、たくさんの方法を試し、改善を繰り返すことが必要だと考えました。

 

具体的には、

  • ブログを書いてみる
  • 企業のマネジメント方法*1を学級経営に適応してみる
  • 自治*2を重視する

などを試しました。

 

新しい取り組みを実験だと思い、失敗からも学ぼうと考え、仕事をすると非常に楽しくなってきました。

 

仕事は、ゲームのようなもので、新しい企画や方法は、新たな装備や呪文になります。

装備や呪文が変わると、対戦結果やリアクションも変わってきますよね。

仕事でも、「生徒のリアクションや行動は、どのように変化するだろう?」と楽しみを持って、働くことができています。

 

この記事が皆さんにとって、少しでも刺激になれば幸いです。

ぜひ、日常生活を実験だと思い、たくさんのことを学び、試してみてください!!

*1:識学

corp.shikigaku.jp

*2:自分たちのことを自分たちで決め、自分たちで行うこと

スマホ時代の思考法:情報収集から深い考察へ

はじめに

気がつくといつもスマホから情報を受け取っていませんか?音楽を聴く、動画を見る、ニュースを読む、SNSやLINEをチェックするなど、暇だと思ったその瞬間に、スマホで何か面白いことや有益な情報がないかと無目的に情報を摂取していると思います。私もそうです。

そうしているときに、ふと、「最近深く考えていないな」と思うことがあります。

浅く考えることとは

では、深く考えるとは何でしょうか?

その前に、「浅く考えること」から言語化してみましょう。浅く考えるとは、流れてくる情報をそのまま受け取り、「これいいな」「面白いな」「腹が立つな」と反応している状態です。自分なりの解釈を持ったり、情報の背景を考えたりすることは、ほとんどありません。ただ情報を与えられ、それに反応するだけの状態です。これが「浅く考えること」だと思います。

深く考えることとは

それに対して、「深く考える」とは何でしょうか?外からの情報摂取を制限し、自分の頭の中にある情報に対して、「なぜ?」、「身近な例で言うと?」、「自分の生活にどう活かせるか?」と考えることだと思います。

「浅く考えること」と「深く考えること」、両方が必要です。浅い思考で情報を収集し、深い思考で情報を自分なりに解釈することが重要です。「浅く考えること」は、意識せずとも無意識に行っていることが多いです。しかし、「深く考える」ためには、意図的に情報を遮断する必要があります。

深く考えるための具体的な手立て

そのための具体的な手立てを考えてみましょう!

  • 携帯を置いて、お風呂に入る、散歩をする。
  • スマホの機能を活用し、スクリーンタイムを設定する。
  • 日記を書く。(ちなみに、このブログにも私にとって情報を自分なりに解釈する意味があります。)

これらの方法を実践することで、深く考える機会を確保することができます。

結論

スマホが普及し、普通に生活していると、情報を受け取ってばかりになります。知識の問題は、Google検索、ChatGPTで解決する現代において、受け取った情報をどのように解釈するかが、重要になってくるのではないでしょうか?皆さんも、意図的に情報を遮断する時間を設けて、深く考えてみましょう!

成長への道: 指摘を受け入れ、乗り越える力

はじめに

皆さん、高校生活の中で教師からの指摘を受けることは日常茶飯事ですね。時には、自分の行動や態度、学習に関することで私たち教師から指摘されることがあります。これは学びの場である学校では自然なことであり、成長の過程の一部です。

 

自己反省の重要性

しかしながら、「自分もできていないのに、他人を批判する資格がどこにあるのか」と感じたことはありませんか?誰かに指摘されると、思わずイラッとすることもあるでしょう。特に、その指摘をした相手自身が完璧ではない場合、そのアドバイスを素直に受け入れるのはなおさら難しくなります。

 

指摘を成長のチャンスに

しかし、このような状況をポジティブに捉えることで、「お前も出来てないくせに」と思っていた指摘が成長のチャンスに変わると私は考えます。指摘をした人が自分の不完全さに気づいていないかもしれないと仮定すると、彼らは自身の弱点を見逃していることになります。一方で、私たちはその指摘を通じて、自分自身の未熟さや改善点に気づく機会を得ることができます。

 

反発から学びへ

指摘を受けた際には、反発するのではなく、自分自身を見つめ直し、改善の余地があるかどうかを考えることが大切です。このような姿勢を持つことで、確実に自己成長を遂げることができるでしょう。そして、そのプロセスを繰り返すことで、もしかすると、私たちは指摘をした人よりも速く成長していくかもしれません。

 

真の成長へ向けて

多くの場合、厳しい指摘は能力のある上司や同僚、そして教師から来ることが多いですが、それに限定されるわけではありません。彼らが完璧であると思い込んでいるかもしれませんが、実際はそうではないことも多いです。彼らの指摘から学び、自分自身を超えることが、真の成長に繋がります。

そのため、「自分も完璧ではないのに人を批判するな」という気持ちを、成長への第一歩と捉えることが重要です。この考え方を持つことで、困難な状況に直面しても、それを乗り越え、より強くなることができるでしょう。

皆さんがこのメッセージを心に留め、日々の生活の中での指摘やアドバイスを成長の機会として捉えることができれば幸いです。

短所を乗り越える: 効果的な仕組みで自己改善への道

はじめに: 短所に直面する私たち

みなさん、日々の生活の中で、自分の短所やできていないことに気づく瞬間がありますよね。それは自分で気づくこともあれば、先生や家族から指摘されることもあります。自分自身に短所を突きつけられた時、多くの人は「もっと頑張らなければ」とか「次は気をつけよう」と考えがちです。

 

問題の繰り返し: 同じミスを繰り返す私たち

しかし、実際には同じ問題に再び直面することが少なくありません。提出期限の管理が苦手な人は、再び提出期限に遅れてしまうことがあります。このような繰り返しに直面すると、自分をダメな人間だと思ったり、あるいはそれを受け入れてしまう人もいます。でも、問題は解決していません。

 

第一歩: 『できない自分』を認める

まず大切なのは、「できない自分」を認めることです。提出期限の管理が苦手な私も、いきなり改善することはありません。この現実を受け入れることが、問題解決への第一歩です。

 

現実的な目標: プラスではなく、ゼロを目指す

続いて、現実的な目標設定が必要です。計画性を一夜にして長所に変えることは不可能ですが、期限ギリギリでも仕事を完成させる、つまり「ゼロ」の状態を目指すことが大切です。

 

仕組みでの解決策: 仕組みで短所に対処する

解決策は「仕組み」にあります。提出物の存在や期限を忘れること、仕事を後回しにすること、これらの原因を理解し、具体的な仕組みを通じて対処しましょう。例えば、課題が発生した瞬間にカレンダーに登録することが、忘れることを防ぎます。

 

実践的アプローチ: 習慣を変える

課題を実行する時間をカレンダーに登録したり、誰かと一緒にやることで、後回しにする習慣を変えることができます。これらの実践的アプローチを通じて、短所を克服しましょう。

 

結論: 短所は仕組みで克服しよう

短所を仕組みで解決し、自分の長所を最大限に活かしましょう。私たちが置かれた場所で、最大限活躍するためには、短所を「人並み」に抑えることが重要です。

退屈からの脱却方法:改善マインドを持つことの力


日々、退屈さを感じていませんか?

 

『何か面白いことがないかなー』という言葉をよく耳にします。

 

その言葉を聞くたびに、私は退屈だと感じることが少ないなと思います。

そこで、私の考える退屈からの脱却方法を紹介します!!

 

結論、それは、『改善マインド』*1を持つことです。

 

例えば、

掃除であれば、より短時間で、より簡単に、綺麗にする方法を探す。

具体的には、掃除をする順番、収納する位置を決めるなどがありますね。

 

上司の長いお説教から、自分の仕事や趣味に転用できることを探す。

全てを素直に受け止めることができなくても、一部分、活かせることがあるはずです。

 

このように、『改善マインド』を持てば、退屈な日常も少し楽しくなると思います!!

さらに、自分の能力向上にも繋がり、成長感も得られます。

成長感が楽しさになり、良い循環が生まれます。

 

ぜひ一度、『改善マインド』を持って、退屈から脱却しましょう!!

 

 

 

 

 

 

*1:今より良くしようという心構え

最近食べたおいしいラーメン:麺屋わっしょいのメニュー紹介

今週のお題「最近おいしかったもの」

メッチャ下品レボリューション(麺屋わっしょい寺田町)

今回は、私の好きなラーメン屋さん、麺屋わっしょいを紹介します。

大学時代、部活動の同期に紹介してもらい、出会いました。

 

(お店の詳細な情報↓)

Vol.15:麺屋わっしょい - 関西ラーメンKING 公式サイト

wasshoi-group.com

 

はじめの画像は、毎年1月の木曜日限定で提供される、『メッチャお下品レボリューション』です。

このお店ができるきっかけとなったラーメンです。

17年前に提供されていたものの、復刻版です。

 

甘めの醤油に、ニンニク、背脂があって、非常に美味しいです。

スープを飲み干してしまうほどです。

スープを飲んだ後の丼には、漢字が1文字書いてあります。

 

通常メニューの『男の根性黒醤油』は、ニンニク、背脂が控えめで、食べやすくなっています。

こちらも非常に美味しいので、ぜひ一度、食べてみてください。

男の根性黒醤油

 

お店の場所↓

wasshoi-group.com

 

「逆に考える」 - 日常生活での先延ばしを克服する戦略

最近の変化:「逆に考える」を実践

最近、私は「逆に考える」という方法を意識的に取り入れています。その理由は、私が元々先延ばしする傾向がある人間だからです。学生時代から、宿題はいつも提出日の前夜遅くまで放置し、約束事も「行けたら行く」といった曖昧な態度をとってきました。

社会人になってからの問題

しかし、社会人になってから、仕事や約束の量が増えると、約束を守れなくなったり、ミスをしたり、時には完全に忘れてしまうこともありました。学生の頃からのこの習慣は、長い間続いてきたので、簡単には変えられないものでした。結果として、同じ過ちを繰り返すことが多かったのです。

「逆に考える」アプローチ

そこで私が試みたのは、「逆に考える」というアプローチです。たとえば、同僚や部下から「ミーティングをしますか?」と尋ねられたとき、通常なら「また考えて連絡する」と返答するところを、意識して変えるのです。「あー、面倒くさい」と感じた瞬間、その場で即座に決定を下すようにしています。

この方法を取り入れてから、通常は期限の数時間前に終わらせていた作業が、1日前には終わるようになりました。もちろん、これがすべての人に効果的かどうかはわかりませんが、先延ばしの習慣を改善したい方は、ぜひ試してみてください。

効果

この小さな変化が、日々の生活において大きな違いをもたらしています。自分自身で「めんどくさい」と思うその瞬間を捉え、逆に考えることで、物事を前向きに進めることができるようになりました。これは単なる時間管理の問題ではなく、自己成長の一環としても非常に有効な戦略です。