辻本晴のブログ

考えたこと・やってみたことを書きます。

便利すぎる不便さ

みなさん、生まれてから今までの期間で、どれくらい世の中は便利になりましたか?

 

私は27歳です。生まれたときにスマートフォンはありませんでした。

ケータイ、カメラ、音楽・ビデオプレイヤーなど、別々の機械を使っていました。

 

それが今では、スマホ1台で完結しますね。

非常に便利になったのではないでしょうか?

 

しかし、本当に便利になっているでしょうか?

たしかに、小型化し省スペースとなり、1台で完結するので機械を持ちかえる手間も省けましたね。

一方で、不便になったこともあるとおもいます。

 

それは「集中すること」です。

 

私は、電子書籍で読書をします。

その際にスマホを使うことがあります。

すると、読書をしていたはずが、気が付くと、SNSを見ていたり、ニュースを見ていたりと、ほかのことをしていることがよくあります。

 

そこで、読む本を紙の本に変えたり、読書に使う端末をkindle*1に変えたりします。

そうすると、おどろくほど読書に集中できます。

 

機能面で考えると、紙の本は本以上の機能を持ちません。

文字や図画で書かれた情報を読み取ることしかできません。

一方、スマートフォンは、紙の本の機能に加えて、読み上げ、辞書、検索など読書をサポートする機能のほか、動画や音楽などのメディアプレーヤーなど非常に多くの機能を持ちます。

 

ですが、本を読むことへの集中しやすさでは、圧倒的に紙の本が勝ります。

もしかしたら、私が不完全なだけかもしれませんが、みなさんどうでしょうか?

 

身近な電子機器などの多機能化が進み、ひとつの機能しかないことがかえって利点になると思いました。

 

私の場合、スマホ1つで何でもできる便利さが、読書に集中できない不便さを生んでいます。

 

みなさんも集中したいのにできないときは、単機能*2の道具を使用してみてください!

 

前回の記事

harut290.hatenablog.com

 

*1:読書しかできない端末

*2:機能が1つしかないこと

サボりぐせ


毎日投稿すると張り切っていましたが、1ヶ月ほどサボってしまいました。。。

このサボった経験から、改めて習慣の力を感じました。

 

毎日(3日1回のときもありました。笑)書いている時は、21時くらいになると、ブログを書かないといけないと焦る気持ちが出てきました。

 

しかし、一度サボり始めると、

「今日は22時だし、やめておこう」

「休みの日は時間があるだろうし、そこで書こう」

と言い訳がたくさん出てきて、後回しにしてしまいました。

 

そして、次の段階は、もはや

ブログを書かないといけないという気持ちがなくなります。ふとした瞬間に「しばらくブログ書いていないな」と思い出しますが、「また今度」と思って書きません。それの繰り返しです。

 

みなさんも私のようにサボった経験はありませんか?

弱い気持ち(ちょっとくらいサボっても良いか)から「崩壊」してしまいますね。

 

改めて、続けることの大切さに気づかされました。

息をするようにブログを書く。習慣化を目指して、再開します!

 

前回の記事

harut290.hatenablog.com

 

リアルで集まることの価値

リモートは好きですか?

みなさん、1度はオンライン授業を受けたことがあると思います!

また、友達とビデオ通話をしたことがあるのではないでしょうか?

スマホがあれば、いつでもどこでも繋がれる時代になりました。

オンラインで仕事をしたり、授業を受けたりすることも増えてきましたね。

 

毎日、登校する必要はあるのか?

オンラインでも授業を受けられます。

それなのに「毎日登校する必要ない」だろと思ったことはありませんか?

私は仕事をしていて、研修や会議など、オンラインでできるのだからリアルで集まる必要ないだろと思ったことがあります。

私は仕事のデジタル化に賛成派です。

どんどん、デジタル化を進めれば良いと思っています。

ですので、コロナ禍以降、オンラインで実施される研修が増えてきて、喜んでいました。

しかし、オンライン研修も経験する中で、リアルで集まることに価値を感じるようになってきました。

 

リアルで集まると、心のブレーキが外れやすくなる

リアルで集まるには、移動時間が発生するなどデメリットがあります。

ですが、私はそれを上回るメリットがあると感じました。

そのメリットは「心のブレーキが外れやすくなる」ことです。

心のブレーキが外れるとは、感情を出しやすくなることです。

 

最近いつ大笑いしましたか?

自宅で一人、動画を見ているときに、声を出すほど笑いますか?

たまにはあるとおもいます。

ですが回数は少ないのではないでしょうか?

みなさんは、最近どんな場面で、大笑いしましたか?

 

私は「オードリーのオールナイトニッポンのイベントに行った時、大笑いしました。

同じものを好きな人が集まっている空間では、いつもより大笑いしやすいように思いました。

イベントグッズ(本題とは関係ありません。笑)

 

みなさんも、学校の休み時間、友達と一緒にいると、何気ないことですごく笑えたりしませんか?

笑える理由は、似た価値観を持つ人同士で、同じ話題を共有できるからだと思います。

自分以外にも同じように面白いと思う仲間がいる。

この安心感が感情を爆発させやすくなるんだと思います。

笑い以外にも、嬉しさ、楽しさ、喜びなどの感情は、仲間がいると増幅します。

 

仲間と一緒に熱中しよう!

感情が増幅することで、一人の時よりもスポーツ、勉強などに熱中しやすくなると思います。

部活がわかりやすい身近な例です。

同じものに興味がある人が集まり、感情を共有するので、何かに熱中できるのではないでしょうか?

 

学校は同じ年齢の人が集まる空間です。

同じ年齢の人ととは、触れる音楽、アニメ、流行が似てくるので、自然と話が合いやすくなります。

ですので、「学校は心のブレーキを外し、熱中を生みやすい場所」だと考えています。

 

みなさん、ぜひ学校という空間のメリット活かし、何かに熱中しましょう!!

 

 

ブログを始めたきっかけ

harut290.hatenablog.com

 

「敗因は この私!!」

SLAM DUNK 完全版 16 (ジャンプコミックス デラックス)

↑田岡茂一(陵南高校バスケットボール部監督)

リーダー経験はありますか?

みなさん、部活動のキャプテンやグループ活動の班長など、少なからず1度は経験があるのではないでしょうか?

上級生になると、さらにリーダーの役割を担うことが増えると思います。

 

リーダーになった自分を想像してみよう

あなたはチームのリーダーです。

チームメイト後輩失敗した、あるいは思う通りに動いてくれないとき、どのように考えますか?

  • 自分は一生懸命やってるのに、誰も協力してくれない
  • 自分は指示を出しているのに、1年生は言うことを聞かない
  • 自分はいいプレーをしたのに、あいつが下手くそだから負けた

このように考えることも多いのではないでしょうか?

 

なぜ人のせいにするのか?

人間、物事が上手くいかないと人のせいにしてしまいがちです。

なぜでしょうか?

その方がだからです。

現状が上手くいっていない理由を他人に求めると非常に楽です。

他人のせいにすると、自分の言動を反省する必要がないからです。

自分で自分を責めるのは苦しいです。

 

失敗は自分の責任だと捉える

しかし、反省しないと言うことは、自分自身の成長もないと私は思います。

成長するためには、失敗は自分の責任だと捉える。

なりたい自分と現状の自分の差を理解する。

そして、その差を埋める努力をする。

この繰り返しで成長することができます。

 

だから、失敗の原因を他人に求めている限り、成長することは難しいでしょう。

 

ですが、人間は弱いです。

辛いことから逃げたくなるものです。

私もつい、人のせいにしてしまう、しそうになることがよくあります。

そんな時に、失敗の原因を自分に探すために、大切にしている言葉があります。

 

「敗因はこの私!!陵南の選手たちは最高のプレイをした!!」

この言葉は、スラムダンクに登場する田岡茂一(ページトップの画像)*1がインターハイ予選で敗退した直後に言ったセリフです。

勝てるだろうと思っていた相手に負けた直後、なかなか言える言葉ではないと思います。

勝ちにこだわれば、こだわるほど、原因を選手に求めたくなるものではないでしょうか?

その場面で、「敗因はこの私」と言える田岡監督に惚れました。

 

教員という立場上、生徒に対して指導する場面が多いです。

その中で、上手くいかないことがたくさんあります。

  • 指示が伝わらない
  • 活発な活動にならない
  • トラブルが発生する

そんな場面で、「敗因はこの私!!」この言葉を思い出し、自分を疑うように心がけています。

  • もっと良い伝え方はなかったか?
  • もっと詳細な計画を立てられなかった?
  • もっと良い環境(ルール・仕組み)を準備できなかったか?

自分に問いかけるようにしています。

 

よいリーダーになってください!

もうすぐみなさんも高校3年生になります。

色々な場所で、リーダーや指導役になることが増えるのではないでしょうか?

人に何かをやってもらう、協力してもらうと言うのは非常に難しいです。

行き詰まることも多いのではないでしょうか?

そんな時は、「敗因はこの私!! 陵南の選手たちは最高のプレイをした!!」この言葉を思い出して、自分の成長へと繋げてもらいたいです。

 

組織を強くする、そんなリーダーになってください。

私がクラスでSlack(ビジネスチャット)を使用する理由


クラスのグループLINEはありましたか?

みなさん、これまでの学校生活でクラスのグループLINEはありましたか?

多くの場合はあると思います。

また別に仲良しグループでのLINEグループもあったのではないでしょうか?

私のクラスでは、Slack*1を全員で使用しています。

その導入目的を共有しようと思います。

 

情報の格差をなくす!

Slackの使用目的は「情報の格差をなくす」ことです。

生徒どうしで、明日の持ち物、時間割などの情報を共有する場合、友人関係スマホの有無などで、情報に差が生まれると思います。

 

その解決策として、Slackを使用しました。

全員が持っているGoogleアカウントを使用し、オフィシャルなチャットを作成しました。

そこで、毎日の朝・終わりのSHRの連絡事項を流すことで、誰もがいつでも情報を見ることができます。

Slackでの連絡事項の共有

それにより、生徒の忘れ物困りごと減るのではないかと思い、導入しました。

 

Slackが自発的な活動を促す!!

Slackを導入し運用すると、生徒が自発的に連絡や注意喚起をするなど、思わぬ効果がありました。

教員としては、生徒が自発的に行動する姿を見ることが非常に嬉しいので、導入して良かったと思いました。

 

まとめ

私がなぜ、Slackを導入しているかというと、「情報の格差をなくす」ためです。*2

運用について、疑問点や提案があれば、ぜひコメントください。

 

補足

チャットにSlackを選んだ理由は、他の教育機関で導入実績があったからです。

prtimes.jp

*1:ビジネスチャット

slack.com

*2:実は、辻本が連絡事項を伝え忘れるのを防ぐ目的もあります。。。

未来を走る: 自動運転の進化と体験の重要性

はじめに

みなさんの就職先の中には、自動車メーカーや部品メーカーなどがたくさんありますね。

そんな自動車業界では、「自動運転化」が進んでいます。

皆さんは、「自動運転化」の現状をどれくらい知っていますか?

この動画を少し見てください。

youtu.be

この動画は、テスラが提供する自動運転機能*1「FSD*2」により走行している様子です。

動画を見て、どう思いましたか?

想像よりも凄かったのではないでしょうか?

 

奈良県での自動運転の実験

私の住む奈良県でも、各自治体が「自動運転」の実験を行っています。

目的は、ドライバー不足への対応や人口の少ない地域での路線バスの維持のためです。

今回、明日香村で実験中の自動運転バス*3に乗車したので、車内の様子や感想を共有します。

自動運転バスの外観

 

自動運転中のバス車内

自動運転のレベルは、テスラの「FSD」と同じです。

周辺の状況(車や歩行者)をカメラセンサー*4で感知し、自動運転を行っています。

感知した情報は、下の画像のように、車内のディスプレイにリアルタイムで表示されます。

車内のディスプレイ

実際の走行中の映像をどうぞ!

youtu.be

交差点もスムーズに自動運転で走行しており、非常に安心感がありました。

 

手動運転が必要な場面もある

しかしながら一部ドライバーさんが運転する場面もありました。

  • 道路に飛び出している街路樹を避ける*5
  • 信号待ちの際、駐車場の出入り口を避ける
  • 道路外から道路への侵入

このような人間が感覚や気遣いが必要な場面は、今回の実験では手動の運転が必要とのことでした。

担当者の方が、実際に実験をしてみて課題が見つかったのが良かったと前向きに捉えておられたのがとても印象的でした。

 

自動運転を体験してみよう!

自動運転に対して、不安を持っている人もいるのではないでしょうか?

そんな人もぜひ1度、体験してから判断してもらいたいです!

三郷町でも自動運転バスが走行します。

JR三郷駅から乗車可能です。

www.town.sango.nara.jp

 

10年以内に自動運転は当たり前になる!

初代iPhoneが発売されたのは2007年です。

この頃のiPhoneは使い物になりませんでした。。。

iphone-mania.jp

そこから10年も経たないうちに、みんなが持つようになりましたよね?

自動運転にも同じことが言えると思います。

10年以内には当たり前になるでしょう。

 

体験して、判断しよう!

自動運転のように、これから、職場、自宅、お店、さまざまな場所で新しい技術、それを利用したサービスが出てくることでしょう。

そんな時に、皆さんには、新しい技術を怖がらず、自分で体験して、判断できるようになってもらいたいです!

 

その第1歩として、新しい技術に積極的に触れましょう!!

 

*1:自動運転レベル2(周りを注意して見ていれば、手を離しても良い)の技術です。

*2:Full Self-Drivingの略称。現在はベータ版のバージョン12

*3:

saikocar.sit.ac.jp

*4:Lidar

www.rohm.co.jp

*5:技術的に可能だが、センターラインを超えてしまう。